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セミナーのご案内 《他社主催セミナー》

炭化ケイ素繊維の基礎とその応用【LIVE配信】
2024-10-02
主 催  株式会社R&D支援センター 
日 時  2024年10月02日(水) 10:00~12:00
 ※本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。 
聴講料  1名につき 38,500円(税込、資料付き)     
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計38,500円(2人目無料)です。 
講 師  山陽小野田市立山口東京理科大学  医薬工学科 
     教授(大学院・工学研究科 教授) 工学博士 
     石川 敏弘 氏  【ご専門】無機材料科学

受講の詳細や請求書等は、株式会社R&D支援センターよりご案内します。
◆受講料は、銀行振込にて、原則として開催日までにお支払い下さい。   
◆お申し込み後はキャンセルできません。ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
◆受講対象・レベル 
 高性能無機材料の開発研究に関してご興味を持たれる方であれば、どなたでもご参加ください。 

◆必要な予備知識
 特に予備知識は必要ありません。どなたでも理解できるようにお話し致します。 

◆習得できる知識 
 新しい材料開発に関わる方の参考になるような物事の考え方が習得できる 

◆趣旨 
 前駆体法による炭化ケイ素繊維は、東北大学の(故)矢島教授により1970年代初期に発明され、その後、日本カーボン(株)と宇部興産(株)の二社により独自の繊維開発が始まった。当初は各種非晶質繊維の開発が進められたが、非晶質構造では1500℃を超えると急激な強度低下が起こったことから、新たな技術開発が進められ、1996年以降になって、第3世代の炭化ケイ素繊維と位置付けられている2000℃までの耐熱性を有する結晶質炭化ケイ素繊維が開発された。同繊維は、有機ケイ素高分子を前駆体とし、溶融紡糸、空気中での酸化及び窒素中での焼成を経て得られる非晶質炭化ケイ素系繊維を、高温のアルゴン中で熱分解・焼結させて合成される。 
 本講義では、炭化ケイ素繊維強度に直接的な影響を及ぼす高温での熱処理過程での微細構造変化に焦点を当てるとともに、炭化ケイ素繊維開発に関する歴史的な背景から技術開発の現状、ならびに今後の展望まで幅広いお話をさせて戴きます。 

◆プログラム 
1.無機繊維の開発の歴史 
2.炭化ケイ素繊維開発の歴史 
3.前駆体法による炭化ケイ素繊維の開発について 
4.2000℃の耐熱性を有する結晶質炭化ケイ素繊維の開発について 
5.炭化ケイ素繊維の強度向上を目的とした微細構造制御技術について 
6.炭化ケイ素繊維の今後について

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