EV/PHEV用モータの絶縁技術と長寿命化のポイント
2024-12-13★会場とWebセミナーの同時開催を予定しております★
EV/PHEV用モータの絶縁技術と長寿命化のポイントについて、詳細に解説して頂くことによって、関連業界の方々の今後の事業に役立てていただくことを目的とします。
主 催 株式会社ジャパンマーケティングサーベイ
日 時 2024年12月13日(金) 9:55~16:00
会 場 東京都中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2-22-4)+ Zoomウェビナー
聴講料 1名様 49,500円(税込) テキストを含む
定 員 50名
★会場とWebセミナー(Zoomウェビナーによるライブ配信)の同時開催を予定しております。
※お申し込みの際に、「会場受講」または「Web受講」のご希望をお知らせ下さい。
※会場参加希望者が少数の場合、WEBのみの開催となることがあります。
◆講演内容
「EV/PHEV用モータの絶縁技術と長寿命化のポイント」
YMTソリューション 安原 隆 氏
YMTソリューション 安原 隆 氏
本セミナーは、600V以下の電源で駆動されるモータの電気絶縁技術に関するもので、特に車載されるインバータ
駆動モータは、小型化のため温度が上昇したり、冷却性能向上のため水分を含んだトランスミッション潤滑油を
発熱部に直接あて冷却する方法が用いられ、絶縁物にとっては寿命的に過酷な環境下に曝されている。
また高トルク・高出力化のため、駆動電圧の高電圧化傾向にあり、高いインバータサージ電圧が印加されると、
部分放電に起因するエナメル被膜や絶縁部位を浸食しやがて絶縁破壊が生じることが懸念される。
本セミナーは、講師40年のモータ設計経験を元に、絶縁の基礎並びに製造上の問題を避け造り易く信頼性の高い
モータを提供するための絶縁技術を解説するものである。
1.絶縁構成
1.1.絶縁部位と絶縁構成
1.2.スロット絶縁と相間絶縁
2.主要絶縁材料
耐熱区分で分類した主要絶縁材料の例
3.耐熱区分と許容温度
4.マグネットワイヤ(コイル)
4.1.種類と特徴
4.2.選定上の注意
4.3.ワニスとの適合性
4.4.クレージング
4.5.ATFによるエナメル被覆の膨潤
4.6.ATF冷却法の例
4.7.加水分解性と課電耐水性
4.8.耐熱劣化試験法
4.9.取扱い上の注意事項
5.フィルム材(スロット、相間絶縁物)
5.1.分類
5.2.代表的フィルム材の特性
5.3.フィルム複合・貼り合せによる欠点補完
5.4.選定上の注意
5.5.試験法
6.ワニス
6.1.ワニス絶縁樹脂の種類
6.2.含浸ワニスの種類
6.3.溶剤系と無溶剤系ワニスの違い
6.4.選定上の注意事項
6.5.試験法
6.6.ワニス処理上の注意事項
7.絶縁設計
7.1.絶縁設計の三つのコンセプト
7.2.絶縁設計における注意事項
7.3.ステータの初期絶縁特性
7.4.保証寿命相当劣化後の絶縁特性
7.5.電気絶縁の確保
8.絶縁物の劣化
8.1.劣化要因
8.2.複合劣化による絶縁特性劣化例
8.3.劣化診断法
8.4.モータレット試験法
8.5.雰囲気の影響
9.絶縁試験
9.1.絶縁試験項目例
9.2.巻線の試験法
10.絶縁に関するトラブルとそのメカニズム例
11.モータ駆動電圧の高電圧化
11.1.高電圧化の目的
11.2.インバータ駆動に伴う問題点:絶縁部分の部分放電開始電圧
11.3.部分放電劣化箇所
11.4.部分放電と絶縁破壊の違い
11.5.火花放電とパッシェンの法則
11.6.各絶縁部位の部分放電電圧(PDIV)の測定
11.7.巻線間の内部電圧分布
11.8.部分放電開始電圧の測定
11.9.部分放電電圧の特徴
11.10.モータ絶縁部位の部分放電電圧の測定
◆申し込み要項◆
□申し込み方法
弊社ウェブサイトのセミナー申込ページ、または講演会パンフレットの申込書に所定事項をご記入の上、
弊社宛てに送信もしくはFAXお願い致します。
申し込み書受領後、請求書をお送りします。(メール送信または郵送)
また会場受講およびWebセミナーの視聴方法について詳細をご案内いたします。
□お支払い
請求書に記載されている弊社指定口座に、請求日の1ヶ月以内にお振込みをお願い申し上げます。
□キャンセル
開催日の11日前まで:無料にてキャンセルする事が出来ます。
開催日の10日以内のキャンセルにつきましては、全額申し受けさせて頂きます。
□特記事項
講演会は受講者数が規定に達しない場合中止する場合があります。
尚、請求書は開催が決定した場合のみ送付いたします。
写真撮影、録音、録画を禁止いたします。